撮影したネガ、ポジ、あるいはデジタルカメラのデータを整理して、お客様のご希望の形式に作成するものです。撮影は往々にして現場での都合で行います。その際の出来上がりの順序の整理、ＮＧカットの整理等、あるいは見やすいような並べ方にしてお渡しします。フィルムカメラ全盛時代にはこの段階でスキャニングを行いました。最近はデジタルカメラ全盛となり、お渡しするにはRAWデータよりのフォーマット変換（tif, psd, pct, jpg, eps等）を行います。
　メディアはＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ−Ｒ、ＭＯ等を使います。このあと、ご希望によりアルバム形式のプリントアウトによる写真集としてお届けいたします。
　さて、最近のデジタルカメラの普及で「解像度」がいわれるようになりました。一般に印刷用データは３５０dpi前後とされています。そしてパソコンモニターは72dpiです。ですからモニタで見るための素材は72dpi以上あってもあまり意味がありません。解像度が高くなればコンピュータも表示するまでに時間がかかるという問題が生じます。

■写真集作成

　一般に撮影したポジからのスキャニングデータなりデジタルカメラのデータからプリントアウトを行います。主な製品ではマンションの眺望写真です。その際、どの部屋からどのように見えるかを間取図に視点と視角の方向（矢印）を併記した写真集にして作成します。販売事務所に置かれ、お客様にご希望の階数からの眺望を表した写真集をご提示すればお客様は安心した買いものとなるでしょう。
　最近は設計段階で撮影、写真集作成が行われています。部屋割り、階数と眺望の関係、その後の部屋ごとの価格決定の資料としてお使いになられているようです。設計段階で写真集を作成され、その後に続く販売資料としてお使いいただければ、作成した写真集は有効な資料としてお役に立つものと思います。

■QTVR/CubicVR,Panoweaver作成

　弊社が空撮に取り組んだきっかけはこのＱＴＶＲやかつてのiＰＩＸ（日本撤退）でした。３６０度の回転画像は、見る人にインターラクティブ（見たい方向を選べる）な利便性をもたらします。１枚写真とは違って、その裏側がどうなっているのかを表現するＱＴＶＲ, iPIXこそお客様のためのサービスと考えました。
　原理は中心点からカメラをシャッターを切りながら回して３６０度を撮影します。それをつないでＱＴＶＲやPanoweaverのソフトを使ってパソコン画面で３６０度、見る人がマウスを使って画面を回しながら見ることができます。
　ご利用は様々な場所で可能性があります。不動産の眺望のほか、モデルルームの内部紹介、観光地ガイド、ホテルの部屋の紹介、レストランの店内紹介など様々な場所でご利用できます。

　撮影データからパネル用データを起し、パネル作成会社に回します。この際、パネルのサイズにより作成するデータのサイズも異なりますので、作成する際ご相談ください。

　弊社の前身はビデオ制作会社でした。現在、そのための機材を揃えており、空撮、特にパワーバルーンにおけるビデオ制作、テレビ撮影等での利用を考えております。方向性を持ったバルーンは動画撮影も可能です。特にスポーツ中継・ゴルフ、競馬、ボートなどの競技などを一般には見られない上空からの撮影で中継の醍醐味を表現できたなら、と考えております。

　上記の空撮は低空域（１〜２００ｍ）での撮影です。しかし、内容によってはどうしても更に上空からの画像が求められます。かつてはセスナによる空撮が一般的で、歴史的に行われていました。
　セスナ／ヘリコプター空撮は連合で行うリーズナブルな方法があります。お問合せいただければお伺いいたしてご相談させていただきます。

■　ご依頼に関しては
　空撮のご用命がございましたならば、下記の内容をご検討の上、メールにてご発注下さるようお願い申し上げます。