k広角眺望撮影のご提案


クワドラコプター等による眺望撮影の画角
 
ラジコンヘリによる眺望撮影の際、広ければ広いほど良いとされる訳ではありませんが、1カットで150度位の画角で撮れないか、という検討を持ちました。そこで、Canon 15mmレンズが対角線で180度というデータがありますので、考えてみました。

まず、これは通常使っている24mmレンズで撮影したもので、3方向3枚とりました。ラジコンヘリと似せるため、あえて三脚を使わず撮ったものです。

それをつないでみました。これが今までの広角で撮って欲しいという依頼の作品でした。周囲の黒い部分は編集ソフトによる欠けたところです。車が尻切れや2台同じ車が写っています。

これは15mmレンズによる撮影のオリジナルです。
かなり魚眼レンズとしての歪みが出ています。

上の15mmオリジナルを編集ソフトで歪みを取りました。それによって、上下の歪みが消えました。

前述の24mmレンズ作品と15mmレンズの修正とを比べてみましょう。

                     24mmレンズによる3カットによる広角撮影


                     15mmレンズで1カットによる広角撮影

★15mmレンズ、1カットによる撮影も、24mmレンズによる3カットで構成する場合も、その表示にそれほどの違いはないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ご提案
 以上の事から、私たちがご提案するのは広い画角が必要な場合は、15mmレンズによって撮影し、その後編集ソフトによって修正するのが懸命であるということです。撮影枚数が1/3に減り、経済的に有利な点や、動きのあるものが画面に入っている場合、それの編集が不要です。
しかし、問題は画角が広くなれば単位面積における画素数が当然減ります。従って、PCで見る作品等、階層別に並べて表示するような作品に限ります。最近のコルトン用とかB1,B2といったチラシに使用する場合はやはり24mmレンズによる構成が必要ですが、そのカットだけをレンズ交換して撮ればよろしい訳です。

以下に、クワドラコプターによる作例をご覧ください。
撮影地:東京都目黒区 
物件 :オフィスビル
撮影機:クワドラコプター Canon 5D Mark-II  15mm Lens使用
撮影状況:5m~7mの風
画素数:5616×3744pixel  tiff
1カットで撮影し、PTGuiにて修正
画面の下、左にクワドラコプターのランディングギア(足)が見えていますが、現在は画面には入らぬように加工いたしております。
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